お客様がケーキを選び、箱を開ける瞬間。
そのときに「わあ!」と声が上がり、
笑顔がこぼれ、会話が弾むような――
そんなひとときをお届けしたくて、私たちはお菓子を作っています。
ケーキの見た目、箱の中での佇まい、持ち帰ったあとの状態まで。
クリームの角度ひとつにも気を配り、美しさと美味しさの両方にこだわっています。
素材選びも大切な仕事のひとつ。
休日にはシェフ自ら全国の食材を探し歩き、「これは」と思える味に出会うたびに、
それを生かした新しいお菓子が生まれてきました。
その積み重ねが、今の豊かなバリエーションにつながっています。
若き日、シェフは、東京都広尾に在った、多くの食通に愛された名店「ル・プロッテ」で腕を磨きました。
その経験は、“本物の味と見た目”を追求する姿勢として、今も息づいています。
そして、私たちが今もっとも大切にしている素材のひとつが「栗」です。
自社で丁寧に加工し、なめらかなペーストに仕立てた栗を中心に、
スポンジ・クリーム・チーズなど、それぞれの素材と丁寧に重ね合わせて、
くりーむ らしい、季節を超えて楽しめる“ケーキ屋さんの栗菓子”を生み出しています。
大切な誰かと味わう、ささやかで特別な時間に、
くりーむ のお菓子がそっと寄り添えますように。